小宮商店のロングセラー「かさね」の魅力を再発見!

みなさまこんにちは。佐々木です。ぐっと気温が下がってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、秋も深まる本日は、小宮商店の商品ラインナップにおいても原点になった傘の中のひとつ「かさね」シリーズについて、その魅力を改めてご紹介していきたいと思います。ゆっくりご覧いただけたら嬉しいです。

「かさね」シリーズといえば、2色の経糸のかさなりが印象的な甲州織

織物の産地、山梨県で織り上げられた「甲州織」。表と裏で色の違う生地は、ちょっと目を惹く明るい色を取り入れた2色の経糸の“かさなり”がお互いに影響し合う事によって、何とも言えない色の奥行きを見せています。 また傘の幅に合わせて小幅で織られたために、見た目の上質感を感じるとともに、フチの部分の色の切り替えがさりげないアクセントになっています。

16本骨の印象的な長傘

「かさね」の長傘は16本の親骨で作られています。親骨の数が多いため、丈夫なのはもちろんなのですが、丸みのあるシルエットが、ふんわり優しい雰囲気と、包まれるような安心感を与えてくれます。

また、親骨と親骨の間隔が短いので、傘を閉じたときに、生地のひだも小さくなるため傘をたたんでまとめる時に楽なのも魅力です。傘立てに置いたり、ラックなどにかけているだけでも姿がとても綺麗なので、画像でぜひごらんください。

セルリアン×ラベンダー

優しい色同士の組み合わせです。ブルー系ですが温かみがあり、裏のラベンダーとの組み合わせが上品で穏やかなイメージを演出します。

コーラルレッド×アイボリー

外側のコーラルレッドに対して、内側には抜け感のあるアイボリーとなっています。開くとパッと明るく華やかな印象で、お顔まわりを明るくします。

伝統を感じる折りたたみ傘のフォルム

「かさね」の折り畳み傘は、開いた親骨のサイズは長傘と同じ55cmで骨は8本、ふたつに折りたたまれている2段折り(二つ折り)です。

折り畳み傘でありながらも開いたときの形は美しく、露先を手元の溝に収めれば一時的に骨をのばしたまま持ち歩く事も出来ます。

そして何といっても、このシリーズには傘袋へのこだわりが!傘のフォルムにフィットした傘袋には、石突を外へ覗かせる穴が開いています。

このデザインは、洋傘の歴史が花開いた明治時代の頃のスリムでスタイリッシュな傘の姿を思わせます。当時は穴の部分に頭環(ずかん)というリング状の金属パーツを取り付ける事が多かったようですが、「かさね」ではゴムを通して伸縮するように仕上げています。 昔ながらの美意識を受け継いだ、折り畳み傘のシルエットをご覧ください。

ブラウン×ブルー

こっくりとしたブラウンに印象的なブルーの色合わせで、バランスの取れた大人の配色になっています。

マスタード×ベージュ

お肌になじむベージュと、外側のマスタードの上品な明るさが際立つ色合わせ。コーディネートのアクセントにもおすすめです。

いかがでしたでしょうか。日常使いでクラシカルな風合いを楽しめる「かさね」シリーズの傘。どんなシーンでも使い勝手が良くて、普段着にも、時には和装にも合わせやすいので、雨の日はもちろん、UVカット加工済みなので晴れの日にもおすすめです。

生地の質感、光沢感もぜひお楽しみいただきたいです。よろしければぜひショップへご覧になりにいらしてください。

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