小宮商店 KOMIYA SHOTEN

4月7日のワークショップを振り返って

4月7日(木)に小宮商店東日本橋ショップにて第四回ワークショップが開催されました。
今回もありがたいことに完売御礼、満席でのスタートを切る事ができました。

初めて針を持つ方、ものづくりやDIYの経験がある方、参加者の経験値は様々ですが傘作りとなると話は別です。
これまでの参加者を振り返っても傘を作った事がある、と言う方にはまだお会いしたことがありません。
それでも心配はご無用、終始スタッフがサポートにまわり、時間内の完成までしっかりとフォローさせていただきます!

担当者からの簡単な挨拶からスタートし、傘作りの工程と取り組む作業の説明、続いてレクチャーを経て実践へ……傘作りと皆さまの距離が少しずつ近づいていきます。
初めは手順を追うだけで大変な様子ですが、やがて動きがわかってくると自ずと雰囲気も活気づいてきます。

よりうまく進めるにはどうしたらいいか、この仕立てで大丈夫か、そんな実際的な質問も上がりはじめ、表情にも職人に劣らぬ真剣さと好奇心があふれ出します。
中綴じという作業は外周一週分となり8本骨だと8カ所、10本骨だと10カ所となります。
今回は8本骨と10本骨をお選びの方が半々でしたが、皆様作業が早く、とてもスムーズに進みました。

参加者同士の会話も弾み、自ずとアットホームな雰囲気に。
お店を後にするとそれぞれの日常へと戻っていくわけですが、ものづくりを通して生まれる繋がりはささやかながらかけがえのない時間を生み出してくれた様子です。

一期一会、そんな言葉が自然と思い浮かびました。
ワークショップで出来上がった傘はご自宅用・ご贈答用問わずラッピングを施してのお渡しとなり、今回も多くの方がプレゼント用として希望されていました。
世界に一つだけの傘、ひと針ひと針に込めた想いが、お渡しする方にも伝わると嬉しいです。

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