書籍『職人の手』で
洋傘職人・小椚正一と小椚富子が
紹介されました。

『職人の手』は編集者・山﨑真由子さんによる職人16名の取材記です。
ガラスペン、結桶師、陶工、日本茶農園など様々な分野でご活躍されている職人たちの技術と彼らの生き方について書かれた本です。
小椚夫妻についても12ページにわたり、お二人が長年培ってきた技術と職人精神について書かれています。
江戸後期からの日本の洋傘の歴史に始まり、昭和初期から70年間、傘を作り続けてきた小椚夫妻の職人人生がまとめられています。
生きるための仕事として続けてきたことが伝統文化へと変わっていく様が描かれていて、とても読み応えがある内容になっています。

『職人の手』
山﨑真由子著
本体価格1600円(税別)