こんにちは。加藤です。先日東日本橋ショップに中央区立久松小学校の2年生の皆さんが職業見学に来てくれました。今回はそのときのお話をさせていただきます。
「こんにちは!」と元気いっぱいな声が響き渡り、ショップで販売している色とりどりの傘や手元などのパーツに興味津々のみなさん。

はじめに小宮商店のことや、日本製洋傘のつくりかたなどをお話をさせていただき、その後、代表の小宮と、職人の佐々木、そして私の3名で、皆さんの疑問にお答えしていきました。
「傘を作るのにどんな道具を使うのですか?」
「どうして傘屋さんをはじめたのですか?」
「1日に何本くらい傘を作っているのですか?」
など、「はい!」「はい!」と、元気に手を挙げてたくさんの質問をしてくれました。

このように手づくりの日本製傘や東京洋傘に興味を持っていただけたことを嬉しく感じ、ひとつひとつお話させていただきました。
最後に佐々木から説明した、傘のたたみ方や長傘のネーム(ベルト)の使い方についても、それぞれが真剣な眼差しで見つめ、しっかりと耳を傾けて聞いていました。

あっという間の時間でしたが、子どもたちの楽しそうな表情と素直な言葉に、私たちも初心を思い出し、ものづくりをする上での励みになりました。
後日、子どもたちから似顔絵やメッセージの贈り物までいただき、あたたかい気持ちになりました。メッセージは小宮商店一同でありがたく読ませていただきました。久松小学校の先生方や保護者の方々のお心遣いに感謝いたします。

小宮商店はこれからも、雨の日や晴れの日が楽しくなるような、心のこもった洋傘づくりを続けていきます。
小宮商店に来てくれて、本当にありがとうございました。またいつでも遊びにきてくださいね。

