傘の見本張りをしてみました。

小宮商店・傘職人見習いの栗原です!

新しく8本骨の折りたたみ傘の木型を作ったので、今日はラジオを聴きながら試し張りをしました。

傘職人は、傘の生地を裁断するための木型を新しく作ったり、新しい種類の骨や生地を使って傘を作る時には必ず、試しに何回か傘を張ってみます。
このことを職人達は、見本張りとか、試し張り、と言っています。

傘を開く時に開きやすいかどうか、それから傘全体の丸みはどうかとか、写真の、私が手をかざしている部分(傘をさした時、生地の1番底辺になるライン)の弧の描き方はどうかとか、様々なチェックをします。

傘の骨や生地とのバランスを見て、最もいい塩梅になるように、納得いくまで調整し、張りなおします。
調整方法も様々ですが、1mm2mmで調整をし、最終的には1mmにも満たない微調整をし、完成です。

この傘の試し張りは、とりあえず今日のところはこれでオッケー、ということにしておきました。

それから今日は東日本大震災があった3.11でした。
傘を作りながら聞いていたラジオからは、7年経ったいまも7万3千人の方が避難生活を送っている、と話しているのが聞こえてきました。
そして14時46分にラジオから聞こえてきた、黙とうの言葉で、あの時に引き返されるような思いになりました。
今日Yahoo! JAPANで3.11と検索すると、10円が寄付されるようです。
こういった身近なことで応援出来るようなことが、たくさんあればいいのになと思います。