真知子さん巻き

こんにちは。
小宮商店・傘職人見習いの栗原です。

今日も1日の修業を終え、さぁ帰り支度。
私がコートを着てマフラーを巻いていると、菅澤師匠が「真知子さん巻き?!」と聞いてきました。
私は「えっ、真知子さんって誰ですか?!」と聞くと、菅澤師匠は「岸恵子だよ。」と。

栗原「うーん、知らないなぁ。」
菅澤師匠「『君の名は』知らない?!」
栗原「えっ、あの『君の名は。』のことですか。」
菅澤師匠「相手が佐田啓二だよ。佐田啓二の息子は、えっ~と、何て言ってたっけかなぁ。」
「その番組の時間になると銭湯が空っぽになるんだよなぁ。」

この瞬間、私の気になるスイッチが入りスマホ片手に検索開始のゴング!

出~た~!真知子巻き~!
『君の名は』~!知らない~!こんなんあったんだ~!すごい~!と感動してしまいました!

菅澤師匠にスマホで出てきた画像を見せると、菅澤師匠は「そうそう、これだよ。真知子さん巻き。」

菅澤師匠がおっしゃっていた『君の名は』は1952年のラジオドラマ。ドラマの主人公は真知子と春樹。
このラジオドラマ『君の名は』もめちゃくちゃ人気だったようで、菅澤師匠がおっしゃっていたように、この番組の放送時間帯は銭湯の女湯から人が消えるほど、たくさんの人がこの番組を聞いていたようです。
そして、このラジオドラマが翌年の1953年に映画化され、真知子役に岸恵子、春樹役に佐田啓二が抜擢。
この時のヒロイン真知子のストールの巻き方が当時大流行したみたいで、その巻き方を、真知子巻き、というようです。

ちなみに、菅澤師匠が名前を思い出せなかった、佐田啓二の息子は中井貴一。

私は、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』を観ていませんが、今更ながら観てみたくなりました。

そして最後に、菅澤師匠に「真知子さん巻き?!」と聞かれたけど、私は真知子さん巻きはしていませんよ。笑。
やってみたい気もするけどね。